気密度測定
6月に入り、急に気温が高くなりました。
一応衣替えの時期となっているのですが、毎年6月1日に衣替えすると
まだ寒く、やせ我慢しながら出社していたものです。
今年はそれをしなかったのですが、着替えざるを得ない位暑くなってきました。
具体的には事務所が朝20度行かなかかったのが、平気で25度になる位です。
さて。
6月12,13日に見附のM様邸にて体験見学会があります。
詳しくは見学会のページをご覧ください。
その見学会を行う物件にて、以前気密度測定を行いました。
チラシにもあるように、C値が0.5cm²/m²(下の桁を四捨五入)でした。合格点です。
その測定の機械がこちらです。
窓から吸気しながら測定しているので、いったん窓を開けて具材で塞いでいます。
道具を展開するとこんな感じです。
筒状のものに扇が付いていて、それを回して空気の流れで感知するようです。
そのセンサーと表示がコントローラみたいな機械についています。
実際の測定がこんな感じです。
始まっていてもファンが回るだけなので、その場では言いませんでしたが結構退屈でした。
ただ、楽観的なのは私だけで、皆どんな数値が出るかドキドキだったようです。
C値が管理されてない隙間のサイズという話だったのですが
エアコンの吸排気口も隙間にカウントされてしまうのだそうです。
M様邸はエアコンが1階と2階に一台ずつ2台あるのですが
これを全体カバーできるエアコンにしたら単純にC値が上がりそうです。
とはいえ、どういう意図で2台にしたのか、経緯が分からないので
静かに見守っていました。
私が入社した時はほぼ組みあがっていた家屋なので
炭化コルクパネルが入った当時、どう気密を確保していたのかわかりません。
社長が厳しい目で見ていたので大丈夫なのですが
私も建築当時からそういう目で見ていたいと思いました。
数値は合格点ですが、もっといい数値にしたいね!みたいな
感じで解散しました。
とても住み心地のいい建物を実感しますが
まだまだ南雲住建の向上心はあります。