食洗器の道(4) 設置の問題
これは「食洗器があったら時短になるよね」と思った私がいろいろ調べていくうちに「食洗器」がかなり奥が深いものだとわかり、得た知識を残しておく記事です。
ビルドイン型はシステムキッチン導入時に業者が工事を行うため、特に考えることはないでしょう。
今回は据え置き型の話になります。
1.置き場所について
まず、設置する場合には置き場所が必要になります。皿が何枚も収納される箱ですので、必然的に大きくなります。
私も電気屋で下見をした際に食洗器を見た感想が「結構大きいな...」でした。
一度設置して動かすことがないとはいえ、スペースとして大きく使います。
設置場所は事前によく打ち合わせる必要があるでしょう。
ラックの中段に入れるのも検討しましたが、排水を考えると低い位置は難しいです。
なので、大体上段の一番いい位置に置くと思います。
なお、皿を洗った後に取り出さない前提で、皿を置く場所に設置する方もいるようでした。
すぐに取り出さない用に消臭モードを搭載した食洗器もあるようです。
2.配線について
設置後、電気を繋ぎ、水道を繋いで、排水を出す必要があります。
さきほどラックの最上段に置く必要がないとしましたが、排水の関係で下の方ではまずいです。
水の勢いがあって排水自体はうまくいくと思いますが、最後の水がホース内に残るでしょう。
排水を流しではなく桶に溜めるとかであれば、下の方でも大丈夫でしょう。
電気は流しに置いてあることが少ないです。
今どきは食洗器や浄水器用にコンセントが用意されていることが増えてきましたが、個数も少ないです。
冷蔵庫の箇所だったり、少し遠いところから引く必要があると思います。
接続しっぱなしにするため、なるべくなら延長コードは避けたいですが、仕方ない場合もあります。
その時は埃が入らないようなガードの付いた値段の高い延長コードを使った方がいいでしょう。
最初から口が1つしかないケーブルもいいですね。
3.取り出しやすさ
取り出しやすさを考えると、目の前の高さが一番ですね。
ビルドイン型の場合は足元ですが、取り出しやすさを考えると少し不便です。
ただ、目の前の高さの場所というのは一等地ですので、そこに置いて邪魔になる場合もあります。
少し遠くてもいいですが、洗い場から遠ざかると往復が必要だったり、一時的に置き場所が必要になったりします。
4.本体の大きさ
一度セットすると動かすのが大変なので、あらかじめ確認しておいた方がいいのが大きさです。
電気屋に現物やモックが置いてある場合があるので、一度見に行くといいでしょう。
私は意外と大きいな、という印象でした。
ですが、大きな皿が入るものなので、当然と言えば当然なのですが、ネットで見ると小さいのはなぜなんでしょうね。
当然入る枚数が多い上位グレードは大きくなります。
最上位グレードまでいくと、デスクトップパソコンのミドルタワー位になってきます。
すごく大きくなってきますね。
よく確認してください。
5.最後に
何度も言いますが、よく大きさを確認したほうがいいです。
置く場所がなくて...なんて可能性もゼロではありません。